史上4人目の5階級を制覇を成し遂げた、WBCウエルター級王者のフロイド・メイウェザー[39戦全勝25KO]が6月6日に引退を表明していた。
引越し先でWOWOWが繋がっていないのでボクシングをあまりチェックしていなかったがいつの間にかの引退。自分にとってメイウェザーのボクシングは現代ボクシングの最終形態というか。打たれずに打つ、空間の支配に圧倒的に秀でた他の誰にもマネできないパーフェクトな選手でした。もっともっとその先のボクシングの可能性と進化を見せて欲しかった。「ここ数年はボクシングに自分の望みを見いだすのが困難だった」とのこと。メイウェザーとしては、今のスタイルであればもう誰とやっても勝てるということなのかな。確かに勝てると思う。でもまだミゲール・コットやアントニオ・マルガリートが残っている。絶対エキサイティングな試合になる。デラホーヤよりもそっちが見たかったなぁ。
それともビジネス的な視点から、デラホーヤとの試合が成立した時点で望みを叶えてしまったということなのかな。合理的なメイウェザーだけに、そういう見方もしていそう。どちらにしても残念です。
スーパーフェザー級でメイウェザーと激闘を繰り広げたディエゴ・コラレスも2007年5月に交通事故死していました。打たれもろさと一発の破壊力をもった大好きな選手でした。メイウェザーとコラレスの試合は、当時のスーパーフェザー級の最強を占う本当に面白い試合だった。
少し前にはバレラとモラレスの引退。ハメドも実質引退。ロイ・ジョーンズも落ち目だしトリニダートも実質引退なのかな。自分がボクシングをしていた頃に思い入れのある選手が次々いなくなっていく気がする。時代の流れというか、ボクシングの儚さというか。。。感じてしまいます。
こうなるとマニー・パッキャオに頑張って欲しいと思ってしまったり。。
- 映像は1戦目と2戦目のダイジェスト
今日は楽しみにしながら仕事から帰った訳ですが・・・やはりすごかった。イスラエル・バスケスvsラファエル・マルケス、1勝1敗で迎えたラバーマッチ。初戦、2戦目共に壮絶な打撃戦が繰り広げられ、その状態から盛り返すか!?という試合展開にハラハラドキドキでしたが、今回のラバーマッチもとんでもなかったです。
一般的にはマルケスのが知名度が高いかもしれませんが、個人的にバスケスがかなり好きで、劣勢な状況からでも一気に試合を盛り返す、その勝負強さと不器用さが魅力です。
今回も第4Rにバスケスがダウンを取られるものの、直後にマルケスをぐらつかせる盛り返しを見せ、一進一退の展開。最終ラウンド、採点ではややマルケス有利かというところでバスケスの猛攻。ラスト5秒、このままマルケスが逃げ切るかと思いきや、執念のノックダウン!結果2-1の逆転判定勝ち!
いいパンチもたくさんもらっているのに、最終ラウンドであれだけ攻め続ける事が出来る。さらにダウンまでとってしまう。ほんとにすごい。体の作りを疑ってしまいますw
バスケスの試合を初めて見たのは、2002年5月17日のオスカー・ラリオスとのWBC世界スーパーバンタム級暫定タイトル。この時はラリオスに試合を支配され続け、12回TKO負け。タフだけど動きが硬く不器用で、こんなに打たれてたんじゃ選手生命そう長くは続かないのでは?と心配してしまう戦いっぷりでした。
ところがその後、ラリオスを3RTKOに沈めタイトルを獲得し、初防衛では元王者のイバン・エルナンデスに判定勝ち。どちらも内容は良く、これからもっと強くなりそうな選手だと期待していたところで2度目の防衛戦、相手はジョニー・ゴンサレス!当時、破竹の勢いだったIBFバンタム級王者。2階級制覇を狙って階級を上げてきたゴンサレス相手では、さすがのバスケスもタイトルを明渡すようなもの。私の見解では時期早々ではないかと思っていたわけですが。。2度のダウンを奪われながらも。。。まさかの展開で逆転KO勝利!この試合は本当に痺れた。その後のマルケスとの3連戦も壮絶!常に壮絶でスリリングな試合。あれだけ打ちつ打たれつの試合を続け、なんだかんだ結果が付いてきている辺りはやはり勝負強さなのでしょうか。本来持っている素質でいえば、ゴンサレスやマルケスのがあるだろうし。
どんな相手でも恐れずに懐に潜り込んでいく、どんなに打たれても盛り返す。そんなスリリングかつドラマチックな試合で、ファンの期待を裏切らないバスケスは本当にすごい選手です。
今日、ゆうきさんの誕生日にナジーム・ハメドというボクシング選手のDVDをプレゼントしました。
私はハメドが大好きで、ボクシングを始めた頃からずっ~と好きな選手です。
今までボクシングについて書きたいな~と思いながら、なかなか書くには至らなかったんですが...せっかくなので書いてみようかと思います!
ナジーム・ハメド(Naseem Hamed)
アマチュア:67戦 62勝 17KO 5敗
プロ:37戦 36勝 32KO 1敗
今はもう現役を退いてしはらく経つので、知らない方も多いかもしれません。そんなハメドですが、ボクシングファンなら誰でも知っている、ボクシングを知らない方でも知っている程の、「PRINCE」の愛称で親しまれたスーパースターです。
試合前からビッグマウスで相手を挑発。ド派手な入場シーンから前転でのリングイン。ノーガードで相手のパンチは空を切らせ、ジャブによる組み立てなしに一発で相手沈める...全てが従来のボクシングではありえない規格外の選手でまさに魅せるボクシング。それでいて実力も兼ね揃えた本物のエンターテイナーです。一般的には、そんなハメドのエンターテイナー的部分に焦点が行きがちですが、私はハメドはとても理に適った、非常に理論的なボクシングをする頭のいい選手だと思っています。(誰でも出来るかどうかは別として)
ハメドを知ったのは私がボクシングをやり初めて半年ぐらい経った頃。先輩から話を聞いたもののWOWOWで放送予定が無く、すぐにビデオを購入しました。(WOWOWはボクシング番組がアツイんです!)
見てみて...
唖然としました。。。
こんな事が出来るのかと。見てて何が起こっているのか、なぜそうなるのか、なぜそれが通用するのか...始めはさっぱり分かりませんでした。何度もスローで繰り返し、その理由を突き止めようとしたのを覚えています。
そこからはハメドに夢中です。ジムでハメドのようなスウェーバックやシフトウェイトで繰り出すパンチの研究。それらの融合。それらが当たるタイミングの試行錯誤...それまで私はスウェーバックで相手のパンチを殺し、自分のパンチを当てることは得意としていたもののそれだけの選手で、パンチが当たっても相手はびくともしない、決め手に欠けるボクシングしか出来ませんでした。しかし、ハメドを研究する事で、
- スウェーバックの体重移動を利用すれば、どんな体勢からでもパンチに体重を乗せてカウンターを取ることが出来る
- そのパンチはカウンターで決まるので相手の体重も乗せることになる、かつ予想しない角度、またはタイミングで決まるのでより効く
- 自分のパンチを当てる事で相手のパンチは殺せる、もしくは避けれる
- これらを続けることで、自分のダメージを最小限に抑え確実に相手にダメージを蓄積し、最終的にはどんな相手でも倒せる、もしくはそれに近い展開になる
もちろんこれだけで全てがうまくいく訳ではないのですが、自分の中のボクシングの方程式が成り立つようになりました。肉を切らせて骨を断つみたいなものです。
もちろんそこからの壁やら、自分にとっての限界はあり、また違った自分のスタイルを模索し続けるのですが...。
それでもやはり、ハメドは私のボクシング理論の原点であり、教本であり、憧れです。本当に自分がボクシングをやっている間に出会えて良かった、出会えてなかったら自分のボクシングは無かった、そんな選手です。そういう意味でも一発目のボクシングネタ、ハメドで正解ですね♪
とはいっても真似しろとは言いません...あのスタイルを確立するのにはいろいろ必要です(笑)それ故にやはりハメドは偉大なボクサーだと思うのです。
ハメドがリングを離れて大分経ちます。最近のハメドスタイルでいうとジュニア・ウィッター...ウィッターのボクシングも好きですがやはり違う。もっとハメドの試合を見たかった、その進化を見届けたかった...そうしみじみ思います。
追記:
今気付いたんだけど"KING"と"PRINCE"...なんだかいい感じじゃない!?
棚から牡丹餅です。。。
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